7月4日の定番イベントと言えば、New Yorkで行われるNathan's hot dog competition。各種メディアで既報の通り、小林青年の7連覇はならず、当地の地元、San Jose State Universityでengineering専攻のJoey Chestnutさんが12分の制限時間で66個のホットドッグをたいらげ優勝、世界早食い王(?)のタイトルをアメリカに取り返した。今日の地元ニュース番組では必ず触れる話題(トップではないが)。ライブの中継はスポーツ専門番組のESPNで放送。数ヶ月前、ケーブルTVの契約をベーシックに切り替えてESPNは観れないので、アパートに併設のジムに行ってワークアウトしながらジムのTVで観戦。大会前、小林さんは顎関節症らしき症状で満足に口を開けられない状況を打ち明けていて、大会棄権の噂もあったが、ディフェンディングチャンピオンとして7連覇を目指して出場。一方で昨年2位のChestnut氏は直近の大会で世界記録更新しており、調子を上げていて、前評判はChestnut氏が圧勝するというものだった。TVでは、当然、小林、Chestnut両氏にスポットをあて、試合前収録の小林さんの紹介では、小林さんが最近抜歯した親知らずや顎関節症治療用のマウスピースなどが登場して、満身創痍ぶりが伺えた。というこで個人的にはそもそも小林さんが12分持つかどうかのほうに関心があったが、実際、試合が始まると、Chestnut氏が予想通り快調に飛ばす一方で、小林さんもChestnut氏に食い下がる形で3~4個ビハインドのペースを維持、結局63個で2位という結果に終わった。半分しか口が開かない状況だったようだが、元チャンピオンとしてのプライドは保った形か。それにしても小林さんは痛み止めの注射か麻酔か何かを打って試合に臨んだのだろうか?

投稿者: シリコンバレー駐在日記 投稿日時: 2007年7月4日(水) 19:29